正しいお金の使い方
正しいお金の使い方とは?
今、あなたの目の前に福沢諭吉の描かれた1万円札があるとしましょう。
もし、私が「この1万円を差し上げます。自由にお使いください。ただし、条件が一つあります。1時間以内に使い切ってください」と言ったら、あなたは何にお金を使いますか?
食事や大切な人へのプレゼント生活費やら趣味やら娯楽などなど色々と思い浮かんだのではないでしょうか。
お金の使い方には、大きく分けて二つのパターンがあるわけです。
- 一時的な喜びが得られる単なる消費
- 将来、収入という形で戻ってくる可能性のある投資
大事なのはどのようなお金の使い方して普段生活をしているかということ。
【消費・浪費】→使ってすぐに商品やサービスを得ることができ、その場その場が楽しくなる使い方
【投資】→将来お金が返ってくる可能性のある使い方
どれだけお金を稼いだとしてもこのお金の使い方の違いを理解してないと消費や浪費の気持ちよさ、心地よさに引っ張られ、いつまでもお金を増やすことができない。
正しいお金の使い方に欠かせない「選択と集中」とは?
何に重点的にお金を使うか。
どの使い方に投資の習慣をつけるよう心がけていくか。
どんなふうに使えば、将来お金がお金を連れて返ってきてくれる可能性が高いか。
こうした点を踏まえたうえで、選択し、集中することです。
ゴルフを例に。
ゴルフを始めたばかりの社会人でも1回のラウンドでゴルフが性に合った人と、上司に気を遣いながら回って嫌いになってしまった人では、その後の成長は大きく違ってきます。
好きになった人は、練習しながらもラウンドをイメージして、自ら考え、試し、修正しながら技術を向上させることができます。
つまり、同じコストをかけていてもより多くの学びと体験を得て将来の自分へのリターンを得ることが可能。
お金をただの紙切れにするか、価値のある紙切れに変えるかの分岐点
お金を使ったことで、将来的にその額以上のリターンが返ってくる条件としては、使い道があなたの好きなものであるかどうかがポイントです。
好きなことであれば、同じ1万円でも自動的により習熟しようとし、技術的な高みに向かおうとするので、将来的に成果となって返ってくる可能性が高まります。
だからこそ、自分の好きなこと、得意なこと、心から欲していることに惜しまずお金を使うことが大切。
それは他人から見ると一見、もったいない消費や浪費に見えても、必ずあなたの中に知識や経験という財産として残り、出て行ったお金は将来より多くのお金を引き連れて返ってくれるはずです。
きっとあなたの人生の中でもあの時、好きなことにお金を使ってよかったなと思う出来事はあるはず。
だからこそ、自分の好きなこと、得意なこと、心から欲していることに惜しまずお金を使うことが大切。
節約し、ムダなものに使うお金をなくし貯めることが正しいという考え方もあると思います。
否定はしませんがそのまま漠然と貯めておくのは、意味のない行い。
将来、成功して大きな収入を得るためには、自己投資が不可欠。
考えるべきなのは、節約してお金を貯めることではなく、自分の成長のためにどうお金を使うか、です。
今の自分に最も役に立つお金の使い方を真剣に研究するほうが、将来のリターンは大きくなります。
おまけ:「好き」を「お金」に変える方法
【無限ループを回す四つのステップ】
STEP0:自分が「本当に好きなこと」を見つける
STEP1:「好きなこと」を極めていく
STEP2:「好きなこと」を収入に結びつけていくために工夫する
STEP3:「好きなこと」で得たお金を再投資する
無限ループとは、好きなことを選択し、そこに集中してお金を使い、それが稼ぎになり、さらなる選択と集中を行い、収入が増えていく仕組みのこと!
【今の仕事が「本当に好きなこと」かわかる!9つの質問】
①あなたは仕事の目的を即答できますか?
②仕事中は集中できていますか?
③仕事中、作業に30分以上没頭して周りが見えなくなることがありますか?
④仕事がある日は1日を短く感じますか?
⑤今日の仕事で得られた成果について即答できますか?
⑥あなたの仕事は未知への挑戦が多いですか?
⑦仕事のスケジュールや内容を自分でコントロールできている感覚がありますか?
⑧あなたの仕事場は作業を誰かに邪魔にされにくい環境ですか?
⑨毎月働いて得られるのと同じ給料が働かなくても自動的に振り込まれるようになったとしても、今の仕事を続けますか?
まとめ
- お金を使うときは「これは浪費。これは投資。」と分けて考える。
- 選択と集中で「好きなこと」には、惜しまずお金を使う。
- 貯めるべきなのはお金よりも成長につながる努力。
いかがだったでしょうか。
お金は切っても切り離せないモノなので、仕方がないですが、どんな状況であれ納得して使うのが1番いいのではないでしょうか。
後悔するのは良くないですね。
以上
なみきの部屋からのお便りでした。