心理学超入門
心理学の影響
【コンビニやスーパーの商品陳列】
レジ前に商品を置くのは?
→《参照点依存性》
満たされた買い物かごを基準に商品の価値をはかるのでついで買いしやすくなる。
【テレビやネットの広告】
好感度の高い芸能人をイメージキャラにするのは?
→《ハロー効果》
芸能人の高い好感度が商品の好感度も引き上げる。
【会議の進行】
何度も主張されると、前向きに検討したくなるのは?
→《マイノリティ・インフルエンス》
少数派でも一貫した主張を続けると多数派に影響を与える。
【飛び込み営業】
2度めのお願いをつい聞いてしまうのは?
→《ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック》
最初に受け入れにくいお願いをされて断ると次の受け入れやすいお願いを受け入れやすくなる。
好意を受けると返したくなる
人間の心は、相手から好意を受けると同じだけの好意を返すようにできている。
心理学ではこれを「好意の返報性」という。
【試食】
スーパーやデパートの食品売り場で日常的に行われる試食を食べるとその商品だけでなく何か買わなければという気持ちになる。
【ホワイトデー】
バレンタインデーが定着した後にチョコレートのお返しの日としてホワイトデーが誕生し製菓業界が積極的にマーケティングした。
【親切丁寧な接客】
家電量販店などで行われる親切で丁寧な接客は
その日の商品購入を決断させるだけでなく「またこのお店で買物したい」と思わせる。つまり、人に何かしてほしいときはまずは自分から与えることが大事。
大事なのは言葉だけではない
言葉をつかわない「非言語コミュニケーション」も大事。
この非言語コミュニケーションを有効に使えば周囲との信頼関係を築くことができ伝えたいことをより効果的に伝えられる。
ここでいう非言語コミュニケーションは表情や声のトーンや身ぶりのこと。
【表情】
- 緊張していると瞬きが増える
- 嫌いな人に会うと、どんなに表情を取り繕っても一瞬、眉間にシワが寄ってしまう
- 好きな人やものを見ると、口の周りの表情筋が動く
【手足】
- 手や足を広げている人は、心も開いている
- 会話中、相手のつま先がこちらを向いていなければ、相手は退屈を感じている
- 手を顔の何処かに触れているのは、心配事があったりウソをついている場合がある
【声のトーン】
- 声のトーンが高くなっている人は、興奮しているか、極度の緊張状態にある
- 声のトーンが低い場合は、あいてに警戒心を抱いている場合がある
- 女性は好きな男性の前では声がワントーン上がってしまう
まとめ
- 現代社会を生きるうえで、心理学の影響は大きく、欠かせないものになっている
- 「好意の返報性」人間の心は、相手から好意を受けると、同じだけの好意を返すようにできている
- 非言語コミュニケーション、表情、声のトーン、身ぶりで相手への伝わりやすさが変わってくる
いかがだったでしょうか。
身の回りに普通に落ちてるようなことも沢山ありますね。
少しでも気づけてくると余裕や、楽しさに変わるのではないでしょうか。
以上
なみきの部屋からのお便りでした。